2009.02.04(水)

2月3日(火)、サントリー主催、サントリートピックスで募集していたブロガーイベント「シングルモルト&ショコラのマリアージュ講座」に参加してきました。
前日のレポートにあるように、とても楽しみにしていたイベントです。
会場は、Splitz'Aoyama(スプリッツ アオヤマ)。
先週の金曜日は、このお店のすぐ近くにあるBar「緩木堂(ユルギドウ)」でシングルモルトの飲み比べセット上級偏、マッカラン12年、ラガヴーリン16年などを飲み、しっかり予習しておきました(笑)。
ショコラ大好き、もちろんウイスキーも、
そのマリアージュですから、それはもう、期待はかなり高まっていました。
イベントの内容。

1.ショコラ講座
2.シングルモルト講座
3.マリアージュ講座
懇親会
1.ショコラ講座の内容をレポートします。
講師の方は、
(株)ポットラックインターナショナル
伏見聡子さん
ショコラコンシェルジュ/パティシエ

①ショコラの美味しさを決める項目(産地、品種、工程)

まずは、カカオ豆からショコラ(チョコレート)になるまでの工程を、実際にカカオ豆、カカオバター、カカオマスの試食を含め案内いただきました。

右上のカカオ豆、香ばしく、もちろんチョコレートを想わせる味ですが、これだけで食べたいものではありません。
左の白いスプレー状のものがカカオバター、チョコレートの味も香りもない油脂。
カカオマス、かなりチョコレートに近いですが、甘くない苦味の強いもの、でもお酒のつまみにいけるかも?!
②シングルビーンズカカオ(産地別カカオ)

カカオの代表的な品種、クリオロ、フォラステロ、トリタリオ、ナシオナール、
クリオロはよく耳にしますが、非常に繊細な花の香りがするフレーバービーンズナシオナールが気になります。
ショコラとのテイスティング。

教えていただいたテイスティングの<ポイント>
①口の中1箇所で溶かすのでなく、舌全体に広げるようにショコラを溶かし味わいを探す
②歯茎のほうにも広げ、渋みを感じる
③口を開けずに鼻から空気を吐き、香りや余韻を感じる
100%チョコレートカフェの56種類の中から3種をテイスティングです。
No.11 Sur Del Lago(スルデラゴ)

しっかり濃厚なチョコレート、それでいて「雑味が少ない」という言葉がぴったり、洗練されたクリアな味です。
No.12 Chuao(チュアオ)

第一印象は、熟した果実でした。花や果実を想わせるような華やかさがあります。
酸味があり、ワインに近い味も特徴。
これは、高貴な味がする、と思ったら一番高価なチョコレートだそう、私の印象もあたっていたようです。
これが一番好きな味でした。
No.15 Ecuador(エクアドル)

これは、フローラル系、私はスミレを連想しました。
ジャスミンの香りが特徴、酸味や渋みもあり、余韻が長いチョコレートです。
昨年の講座でもこちらは食べましたが、このチョコレートも私の好みです。
このように、食べ比べるとカカオによる香りや味の違いがはっきりわかります。
2009年のバレンタイン、私のテーマはタブレットチョコレートでチョコレート本来の味を楽しむなのですが、
このテーマのためのものであるような今回のチョコラ講座、とても参考になりました。
③お酒と合わせることで広がるおいしさ、マリアージュ
これは、3部でのご案内、参考となるお話をたくさん聞けました。
続くシングルモルト講座、こちらは後日レポートします。
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