2009.03.26(木)

先日のレポートで、サントリートピックスのブロガーイベント「復刻の香り」を楽しもう!に参加したことをお伝えしましたが、今日はその詳細をレポートします。
会場は、神宮前のCafe Ratia (カフェ ラティア)

テラス席もあるお洒落なお店です。
イベントの内容はこちら。

1.珈琲鑑定士が語るおいしいコーヒーの話
2.おいしいコーヒーの淹れ方
3.おいしいコーヒーを味わう
4.コーヒーをおいしく保存する
5.おいしいコーヒーをもっと楽しむ
1.珈琲鑑定士が語るおいしいコーヒーの話

セミナー講師は、コーヒー焙煎会社であるサンカフェにサントリーから出向している三橋さん。
いくつもの珈琲鑑定士資格をもつコーヒーのプロフェッショナルです。
意外にも、コーヒーに出会った頃は、その酸っぱさからあまり好きではなかったそう。
確かに、酸味もコーヒーの特徴の一つですね。
コーヒーは、苗を植えてから3年で実がなる、果物と同じ仲間と考えれば酸味があるのも納得したそうです。
「フルーツの仲間」が今回セミナーのキーワードとのこと。

写真左は生豆と焙煎した豆、生豆は青い香り、焙煎したものはもちろん香ばしいよい香り。
生豆はとっても硬いそうです。
写真右は、コーヒーの主要品種であるアラビア種の3種(上)と、ロブスタ種(下)
一口にコーヒーといってもその種類によってかなり香りが違います。
華やかなもの、スパイシーなものなど、また上質なアラビア種と、おもにインスタントやアイスコーヒーに使われるロブスタ種では、香りの違いがはっきりと。

コーヒー作りの工程で発酵がありますが、今回の「復活の香り」はこの発酵に着目して作られた商品、
お酒造りで発酵のノウハウをもつサントリーならでは、気候・風土、栽培環境により品質が異なるコーヒーを、世界20~30ヵ国から探求するのではなく、自分たちでつくろう、そうクリエーターへと転換したそうです。
お酒とコーヒーにこんな関係があるとは知りませんでした。

焙煎方法もコーヒーの味、香りの決め手。
A、B2種の焙煎方法の香りをかいでみたところ、その違いは明らか。
「復活の香り」オリジナルブレンドであるA、確かによい香りでした。
2.おいしいコーヒーの淹れ方

まずは、三橋講師がデモンストレーション。
ペーパーフィルターに一人分15g、人数分入れ表面を平にならし中央にくぼみをつくる。
ポットのお湯をコーヒーに近い位置から、中心に500円玉くらいの面積で、「の」の字を書くように注ぐ。
粉全体が膨らみ、サーバーにコーヒーが落ちたらお湯を注ぐのをいったんストップ、20~30秒むらす。
アラ不思議、コーヒーはまるで生き物のようにモコモコと、炭酸ガスが抜けている証拠、よく、コーヒーのおいしい淹れ方で紹介されている内容ですが、自分で淹れると絶対こうはならない、でもこの目で見ることができ、本当だったのねと。
蒸らし終わったら再び「の」の字を書くように注ぐ、あわてずゆっくりがポイント
必要な分量のコーヒーがたまったら、ドリッパーの中の液が完全に落ちてしまう前に、サーバーからはずす。
自分で淹れると、つい最後の一滴まで残らず淹れてしまうけれど、これでは雑味が加わってしまうとのこと。
これまでの自分の方法が如何に間違っていたか、これではおいしいコーヒーは飲めない訳(苦笑)。
続いて実践。

ペアになって、2人分淹れます。
最初の注ぎ、あれ、講師のように上手くモコモコいきませんでした。
お湯を注ぐ量がいけなかったのか、やはり技が入るようで。
ペアを組んでいただいたメグさん、ごめんなさい!
コーヒープレスでの淹れ方。

コーヒープレス初体験、入れたコーヒーをペーパードリップと飲み比べてみると、違う!
同じコーヒーとは思えないものに。
コーヒープレスの方が粉が含まれていて濃い味、好みは分かれるでしょうが、私はペーパードリップが好き。
4.コーヒーをおいしく保存する
やはり飲む分だけ豆からひかないと、おいしいコーヒーを飲むにはミルが必要と痛感。
今日はここまで、続きはまた明日レポートします。
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