2011.05.07(土)

笠間市の和菓子屋めぐり、和菓子処 松島、ふる川製菓に次いで3軒目は中屋 富田製菓です。
笠間観光協会で存在を知り、地図で場所を確認すると笠間を訪れる際はいつも目の前を通っているところでした。
おまんじゅうが中心のようなので、どちらかというとあまり興味をそそられなかったのですが、
一度はのぞいてみるか程度の気持ちで入ってみました。


小ぶりのおまんじゅうは、よくあるみそまんという名のこし餡の入った茶色の皮のおまんじゅう以外に、
味噌餡の入ったみそまんじゅう、よもぎ、いちご、柚子など豊富に揃っています。
漉し餡なのでほとんど買うことがないみそまん、粒餡はよもぎだということでこちらを購入することに。
そして味噌餡も好きな餡子なのでこちらも、大好きなどら焼きは日持ちもするのでいただきました。
よもぎまんじゅう 60円


小ぶりですが60円とは嬉しい価格です。
口に入れるとよもぎのよい香りが広がります。
あたりまえでしょうが本当のよもぎです。
よもぎってこんなによい香だったかしらと思ったほど。
子どもの頃、母と一緒によもぎ摘みをしたことまで思い出し、懐かしいような、
なんだかとても幸せな気分になれました。
餡子は粒々の餡子、甘い餡子、よもぎのふっくら皮と一緒に食すにちょうどよい、美味しいです。
特別よもぎが好きなわけではないですが、このよもぎまんじゅうはまた食べたいです。
みそまんじゅう 60円


ちょっぴりみその塩けがあり、これまた美味しいみそまんじゅうです。
皮もふんわり。
久しぶりに味噌餡を食べたこともあり、これまた幸せな気分になれました。
どら焼き 120円


しっとりした皮はそれほど厚すぎず、甘さ控えめで皮だけで食べても美味しいと感じるもの。
餡子は、量もそれなりに入っていて、美味しい餡子、皮と一緒に食べてちょうどよいバランスの餡子です。
たまごパン

これは、お店のおばあさんがサービスにくれたのです。
実はたまごパンは好きなお菓子で、ケースの上に並べられたものにひかれたのですが、
1袋500円のビニールには結構な量が入っていて、この後控えている旅行のこともあり購入をやめたのです。
おばあさん曰く、これがうちのおすすめ商品で一度買うとみんなまた買いに来るという商品だそうです。
水は全く使っていないとのこと、歯が悪いお年寄りは水分に浸して柔らかくして食べてもよいと。
薄いたまごパンは、おばあさんが浸して食べてもいうのがわかる、結構固いものです。
そして、食べてみたらこれが美味しい。
コクがあります。堅めのクッキーといった感じです。
こんな美味しいたまごパンは食べたことがない、とホント感動もの。
おばあさんの言っていた通り、これを一度食べたらやめられなくなります。
大量であることに躊躇せずに買ってくればよかったと後悔しました。
お手頃価格でもあり、ちょっとした手土産にしたら喜ばれそう。
ラスクよりもたまごパン、この美味しさならばブームを巻き起こせそうと思った次第。
よもぎまんじゅうは、思わず母にも食べさせたい気持ちになりました。
どら焼きもまた食べたい。
そして、たまごパン、今度笠間に行ったら絶対に買います。
笠間の和菓子屋3軒は、どれも当たりで、3軒、それぞれ違った美味しいを楽しめる。
笠間に行く度、どこに寄ろうか迷ってしまいそうです。
そんな中でも、今回の中屋富田製菓は、価格的にも良心的、なによりも素朴な味は幸せ気分にさせてくれます。
今一番のお気に入りは中屋富田製菓です。
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