2011.10.24(月)

10月22日(土)、結城市の「結い市」に行ってきました。
「結い市」は、健田須賀神社の夜神楽祭とあわせて、日中は境内で結城に馴染みのある店が集う市やコンサート、夜は結城紬の行灯を灯し、雅楽の音色とともに幻想的な雰囲気を楽しんでもらうもので、昨年の第1回に続き第2回目の開催でした。
「結い市」は、結いプロジェクトが運営しています。
この結いプロジェクトは、紬と歴史ある蔵の町並みが今も残る結城市で、一本一本丁寧に紡がれ織られていく“結城紬”のように、一人ひとりが繋がって広がっていけるような、魅力あるまち“結城”にしたいという思いのもと、結城市在住者や結城市出身者のほか近隣から集まった様々な職業を持つ20~30代のメンバー18名で活動している団体です。
仕事で結いプロジェクトの活動をずっと見てきたのですが、結城のまちを活性化しようとボランティア活動している彼らの姿にひかれ、今年の「結城もひなまつり」などのイベントにもプライベートの時間を利用し、様子を見てきました。
「いばらき商店街ポータルサイト」のスタッフブログでその様子を紹介しています。
今年の「結い市」ではさらに、まちのなかにある素敵な場所やものの魅力を伝えようと、結城の食材を活かした商品の販売や、見世蔵や歴史ある建物を利用した作品展示が行われるなど北部市街地全体を利用し、古さと新しさが融合したまちの魅力を伝える特別な一日となる仕掛けがされています。
当日境内に灯される行灯500個は、5月、10月のワークショップで作られたものです。
私も10月8日(土)に開催された「行灯づくりワークショップ」に参加し、結城紬の端切れを使って桐枠の行灯を作りました。

結城紬を使って季節の花や植物を表現したもの。
春は梅、夏は朝顔、秋は銀杏と紅葉、冬は椿です。
第1回目となる昨年は大雨だったと聞いていましたので、今年はお天気に恵まれますようにと祈っていたのですが、開催日が近づくにつれ、雨という予報が色濃くなってきました。
そして当日、朝は大きな雨音をたて降っていました。
その後、家を出る頃にはまさかと思うほどの天気に、これはと期待して出掛けたものの、到着時にはまた雨。
しかし、その後、ぐずつきがちでしたが傘をそれほどささずにすむ天気、どうやら天気も応援してくれたようです。
境内には、結城を中心に古河、小山など近隣でカフェやスイーツ、雑貨などのに店を構える約40店が並びます。



まちの中の歴史的な建物を使い商品の展示や販売が行われ、スタンプラリーと兼ねて大勢の人にまちめぐりを楽しんでもらえるようになっています。




古い建物と展示されている作品、商品がなんともしっくり合い、ずっとそこにあったかのような印象も。
次はどんな作品を見せてくれるのかとワクワクしながら15カ所のスタンプラリーを楽しみました。




スタンプラリーは、子供連れの家族で楽しむ姿が多く、子供たちが楽しそうにスタンプを押していました。
このスタンプ、私も知っている江連判子店指導のもと作った作品で、可愛らしいスタンプに子供たちは大はしゃぎ。
10個以上のスタンプを集めると達成賞のプレゼントがもらえます。


“結”の文字の金太郎飴。
抽選で出展者からのプレゼントも、残念ながらハズレでした。
境内の雅楽殿ステージでは、個性豊かなアーティスト達が素敵な音色を披露していました。


私は、tamamix+沢田穣治(弾き語り)、大久保かおり(バンドネオン)を聞いたのですが、tamamix+沢田穣治さんのとろりと優しい弾き語りに和まされ、大久保かおりさんのバンドネオンが奏でるタンゴにうっとり、楽しいひと時を過ごせました。
夜の神楽奉納も楽しみたかったのですが、後ろ髪をひかれる思いで会場を後にしました。
夜は行灯がともり、幻想的な雰囲気を楽しめたことと思います。
Facebookで「友達」になった方とのリアルなご対面が2人、古河でお世話になっている方にも会えるという副産物もあり、とても有意義な一日となりました。


雨の中での会場準備や運営など、スタッフの方々、出展者の方々、ご苦労もあったかと思います。お疲れさまでした。
来場者の皆さんは、思い思いに「結い市」を楽しんでいたようです。
素敵なイベントを開催してくれたことに感謝しています。ありがとうございます。
来年は、どういう立場なのか不明ですが、是非行きたいと思っています。
また違った素敵な企画を楽しみにしています。
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