2011.11.30(水)

栃木県小山市にある和菓子司 和田屋、10月の初訪についで11月、2度目のとなる訪問です。
前回のレポートで書いた通り4代目店主の染谷典さんとは、Facebookで「友達」になっていただき、今回は事前にご連絡したうえで伺いました。

新聞、テレビでも紹介された看板商品のてんこどらは、餡子好きの私にはたまらない商品。
贅沢に丸ごと一粒入った栗も魅力のひとつでしょうが、私は栗なしがよいなどと言っていたものですから、わがままをききいれてくれ特別栗なしバージョンをつくって待っていてくれました。

都内でアパレルメーカーの営業企画なども経験されたという染谷さんは、一般的な和菓子職人の印象と全く違うイケメンでした(笑)。
今風イケメンの外観とは、これまたギャップを感じる礼儀正しく親しみやすい感じの何ともよい方です。
そして、内には熱い野望があり、自分で道を切り開いていくという印象。
数年後には大きく販路を拡大していそうで、どうなっているかとなんとも楽しみです。

てんこどらのほかにも、吹雪をはじめとするおまんじゅう類、どら焼きなど魅力的な商品が多数あります。

特別栗なしバージョンてんこどら以外には、前回購入できなかった思の鮎のこし餡のほか、抹茶餡、チョコ饅頭、どらやきをいただきました。
つくりたての新粉饅頭をサービスでいただいたほかどらやきもサービスしていただき、ありがとうございます。
てんこどら 290円

これだけの高さに餡子を盛るには、通常のどらやきの餡とは固さをかえ、甘さも調整してあるそうです。
何度も言っていますが、とにかく餡子好きで周りの皮などで餡子が邪魔されない和菓子を好みとしている私にとって、これ以上のどら焼きはありません。
実際食べてみると、皮はしっとりと適度なかみごたえのあるもの、甘さのバランスもちょうどよい。
さすが、一枚いちまい丁寧に手焼きされているだけありとても美味しい皮。
どら焼きの皮というジャンルでいったら、私がこれまで食べた中でトップクラスです。
餡子は、もちろん上質な大粒の小豆をふっくら炊きあげられたもの。
これだけの量を食べてもしつこさを感じない甘さに仕上がっています。
この甘さ控えめなところが小豆の美味しさを際立たせ、なんとも美味しい餡子です。
量だけでなく質も大満足のてんこどらでしす。
思の鮎 120円

前回抹茶餡を食べ、甘めのしっとり餡と砂糖がけされた皮のぱりっと感、新ジャンル最中という印象、とても気に入りました。
小豆のこし餡もしっとり甘めの美味しい餡です。
砂糖がけされた皮で全体甘めですがしつこくないあたり、上質の素材を使っているからこそと感じました。
新粉饅頭 100円


もちもちした食感が特長の皮、中には美味しいつぶ餡が詰まっています。
大粒の小豆をしっとり炊き上げた美味しいつぶ餡、写真を見る度にその美味しさの記憶がよみがえります。
チョコ饅頭 150円(?)


チョコレートのよい香りのする甘さ控えめのさくっとした皮と黄味餡がマッチした、洋菓子に近い印象の美味しいお菓子です。
餡子好きの私にはたまらないてんこどら、餡子の量で大満足なだけでなく、美味しさは感動ものです。
さすが、美味しい餡子をつくる和菓子司 和田屋だからこそ作れるどらやきです。
餡子が美味しいので、どら焼き、お饅頭類ももちろん美味しく、思の鮎もお気に入り。
これからも、小山の近くまで行ったら足をのばして寄りたいお店、和菓子司 和田屋。
またお気に入りの和菓子屋が増えて幸せです。
そして、この日もこの後『帽子屋NO HAT NO LIFE』にお邪魔しました。
古河の『o-chaba SEIKICHI by茶舗大島園』の大島さん、小山の和菓子司 和田屋』の染谷さん、『帽子屋NO HAT NO LIFE』の星野さんと外見のイケメンさ、人柄の素晴らしさ、商売にかける熱い思いを併せ持つ凄い方々です。
国道4号線にちなんで「コクヨン☆イケメンロード」と勝手に命名させていただきました(笑)。
この後も引き続きFacebookだけでなくリアルでもお付き合いいただきたいと願っています。
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