2011.03.28(月)
栗む羊かん『鶴田製菓』@水戸

栗むし羊かん 600円
8月のフランス新婚旅行での散財レポート第4弾をアップしたのが3月10日(木)。
2011年はまめにアップを心がることにしたのに1、2月とも1回、
誕生月(あまり関係ないけれど)の今月こそは連日レポート、と思って書いて下書きしたのが3月11日(金)、
そう、東北地方太平洋沖地震の当日。
そのままアップできずに今も下書き状態です。
めずらしく心を入れかえたらこんな。
私の住んでいる茨城県ひたちなか市もかなりの被害でした。
断水状態が続き、水道が復旧したのが21日(月)、その後もにごり水が続き、まだ完全復旧とはいえません。
常磐線も土浦以北は普通なので水戸までの通勤は約8キロを自転車通勤しています。
しかし、茨城がこんなに被害を受けているとはあまり認識されていないようで、
東京や埼玉の友達から安否を気遣ってくれる連絡は数少なく、
それも状況伝えると「そんなにひどかったの!!」という声がほとんどでした。
多少ですが落ち着いてきたのでレポートを復活したいと思います。
といっても、散財レポートはこのご時世に不謹慎、
ではないですがこのまましばらく下書きに保存しておくことに。
その代わりにご紹介するのは、茨城に移り住み約11カ月、そう、もうすぐ1年です。
その間に食べた私の大好きな和菓子を中心としたスイーツについて。
茨城は、歴史あるまちが多く、そのようなまちには伝統的な和菓子屋さんが数多くあるのです。
新しいまちを訪れては和菓子屋さんを中心にスイーツ巡りをしてきました。
まずは、新居に引っ越しする前に住んでいた水戸市見和近くの和菓子屋さんからご紹介します。
鶴田製菓

地元の人しか知らないような小さな和菓子屋さん。
前を通るたびに気になっていたのは、店前に掲げられた「ずんだ大福」の看板。
しかし、機会を逃しているうちに夏になってしまい、いつのまにか「ずんだ大福」の看板は消え、
そうこうしているうちに秋になってしまいました。
そこで登場したのが「栗むし羊かん」。
実は、栗はあまり得意でないものの、茨城は全国一の栗の生産地、
あちらこちらから栗のたよりが届いたので私も栗を味わうことに。
ということで、初訪は秋でした。

栗むし羊かん 600円
きれいにそろった栗ではないですが表面を覆う栗。
加えてこのお値段、いかにも田舎の小さな和菓子屋さんといった感じです。
このお店、高齢のご夫婦でやっています。
ご主人が和菓子をつくり、奥さんがお店番です。
お味ですが、見た目そのままの素朴な味、という表現がぴったりかと。
甘すぎない程よい甘さ、一つひとつ丁寧につくられたという感じがします。
ご主人が長年の製法で毎日丁寧につくっている姿がうかがえます。
そして、この日はお昼頃うかがったのですが、気になっていた「ずんだ大福」は売り切れでした。
「いつもならあるのにね」と奥さん、残念、また出直すことにします。
どうやら「ずんだ大福」はこちらの看板商品のようです。
そして、夏はつくっていないこともこの時奥さんから聞きました。
他にも気になる和菓子があったのですが、何せあまり日持ちしませんし、
栗むし羊かんもボリュームがあるのでうぐいすの「鹿の子」をいただきました。110円でした。

鹿の子110円
「鹿の子」も大好きな和菓子のひとつ、もちろん一番は大納言ですがうぐいすも好きです。
大粒のうぐいすで、中は白あん、素朴な鹿の子。
こちらも日常食べる和菓子として、飽きのこない味、美味しいす。
写真は色がイマイチですが、味はよかったです。

お目当ての「ずんだ大福」と、それ以外にも最中、どら焼きを求めて、この鶴田製菓にはこの後何度か足を運びました。
その内容はまた後日レポートします。
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