2011.04.14(木)
しあわせほか『菓子處たちかわ』@筑西市

茨城県内の和菓子屋めぐり、古河市、下妻市、結城市、石岡市ときましたが、筑西市です。
茨城県の県西地区には数多くの和菓子屋さんがあり私にとっては大いに魅力的。
初めて訪れる筑西市も、筑西市観光協会のホームページを見たところ和菓子屋さんが多いです。
これはなんとも楽しみ。
しかし、私が訪れた2010年11月14日は火曜日、火曜日を定休日としているお店が多く、
足を延ばせる範囲で営業していたのは菓子處たちかわだけだったのです。
大正十二年創業の老舗和菓子屋ですが、陽気なチーズ大福をはじめとする洋菓子なども手掛けています。
しあわせ 126円
『しあわせ』(合併記念銘菓)平成十七年にしもだて・あけの・きょうわ・せきじょうの合併にともない、それぞれの名前から一字づつ取り、『しあわせ』と名付けました。四つの市町の合併にちなみ、中のミルクあんに四種類の豆を煉り込んだ風味あふれる焼き菓子です。
洋風和菓子、ミルクあんにひかれ購入しました。
甘めのミルクあんは美味しいですが、四種類の豆の美味しさがあまり感じられませんでした。
ごちそうマドレーヌ 147円
しっとりとしたマドレーヌです。
まずまず美味しかったですが、この後、県内で美味しいマドレーヌに出あったこともあり、
この値段にも疑問を感じてしまいました。
焼きモンブラン 189円
それほど栗が好きでもないのに購入したこちら、食べたっけ?!というくらいあまり印象にないのです。
和菓子屋さんなのに、なぜか洋菓子系を中心に購入していました。
というのも、どら焼きは、栗、バター、生クリーム、チョコ、ピリ辛など、
私には「ありえない」どら焼きなのです。
そんな中、何とも魅力的などら焼きを発見。
得盛りどら焼き 210円

「あんこ一筋」とは、私のためにあるような言葉(笑)。
直径は5~6センチと小さめ、というのは皮が小さいから。
皮は一般的なものと比較して薄め、小さなパンケーキのようです。
皮よりも餡子の方が厚い、その名の通り得盛り。
どら焼きとは違う種類のお菓子、といったところですが、
私は全てのどら焼きがこれでもよい(笑)。
思わずネーミングとその姿にひかれて購入したけれど、
冷静になってみるとコストパフォーマンスも考えどうなのかと疑問に思う。
また買うかと聞かれたらクエスチョン。
しかし、目の前にすると手が伸びてしまう気もします。
ほか和菓子で購入したもの。
波山の鳩杖最中(つぶあん・白芋亡あん) 110円
板谷波山は、陶芸家として文化勲章を初めて受賞した人物です。波山の作品の持つ、繊細にして優雅。静ひつにして高貴。これらを念頭において、材料を吟味して鳩杖最中を製作しました。
下館地区菓子組合の商品、たちかわはじめ複数店で販売しているものです。
つぶあんは、あまりつやっぽくない粒々の餡子、小ぶりの最中です。
白芋亡あんとも特記すべきことがない最中でした。
たちかわは、老舗の和菓子屋にしては創作系、洋菓子系に偏っている気がします。
和菓子を買うお店としては、利用しないかなといった印象です。

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